まず指導はここから始まります。高圧的な指導や怒声罵声で選手は成長しません、結果を指摘するのでは無く経過を指導する事で選手の成長を促します。
理解する事を待つ、この事を理解すれば怒声罵声は必要ありません。人として間違いがある場合はしっかりと叱ります。
勝利至上主義になると以下の事が考えられます。
ポジションの固定により練習が偏り、過度の投球による故障、勝つ為に上級生や 上手い選手を起用する事など勝つ為には手段を選ばないチームも見受けられます。
当チームでは育成を中心に考えている為、勝つ事よりも選手の成長の場、練習の結果を試合で実践する場と考えます。成長した成果で、試合で勝てるチームになるように考え取り組んで行きます。育成至上主義
チームスポーツである野球、チーム練習が主体であり個人練習は家で行うのが多いと思います。理論に基づいた練習を一人一人に合わせて適切に伝えたいと考えています。また外部の講師を呼んでレッスンを行い指導者、選手両方共に学びを続けます。
野球に興味を持った子供に野球を好きになってもらい、基礎を学んで次のステップに進めるように楽しんでもらいたいと考えます。怪我をせず、やらされる野球では無く、好きで野球をやる選手になってもらいたい、大人になっても野球小僧で野球を好きであり続けてほしいと思います。
投球数をしっかりと考え過度な投球をさせません。エースだからといって勝つ為に痛みを我慢して投げる事はさせず、複数の投手で試合を構成します。
定期的にメディカルチェックを行い怪我の防止に配慮し、長く野球を楽しめる環境を整備します。
バッチコイ、オーイなど、とにかく声を出す事を選手は求められます。声出せおじさんがどこのチームにもいると思います。
本当に必要な事は声掛けです、【励ましの声】【確認の声】【指示の声】的確な声掛けを指導する事で伝え方を学び、相手の気持ちも考えます。野球をプレーする中で考える事が沢山あり、人は集中すると無言になります。
指導者や選手へのお茶当番はありません、自分の分は自分で用意します。選手もあらかじめどのぐらい必要か考え用意します。よくベンチ裏で「まだ飲み物ある?」と心配する保護者もいますが、選手自身で考えさせて下さい。
保護者による当番制は基本的にありません、イベントなどする際、協力いただく事がありますが、負担のない程度で楽しんで参加して下さい。
練習はグラウンドに入ってお手伝いして下さい、経験のある方の動きは参考になります。練習は保護者の補助がいないと成立しません、ご協力いただいて、一緒に楽しみましょう。
試合中サインはありません。思いっきりプレーしてほしいと思いノーサインにしています。
選手同士のサインなどは成功も失敗も賞賛します。
人の成長の為には交流とコミュニケーションが必要です、沢山の交流をする事で学びがあります、自分達で完結する事なく利他の精神で人に与えてもらった影響を人に与えられればと思います。
聞くだけではなく傾聴(心と体を傾けて聞くこと)する聞き方を意識して、話を聞きましょう。相手を理解すれば、自分も理解してもらえる事を選手に伝え、人間力を高めます。
家族での大切な時間、旅行やイベントなどで休んでも構いません。思い出作りも大切な事です。野球が生活の全てではありません、野球以外の適正に気づく事もあると思います、
野球以外のスポーツを楽しんで成長する事はとても良い事です。
練習にこないから試合に出さないなんて事はありません。よく寝る事やゆっくり休む事、子供の成長にはとても大切な要素です。
育成勝利主義、個人の育成を考え、適切なコーチングをする事で野球を楽しんでもらいます。
団体スポーツとされる野球ですが、実はプレー、一つ一つは個人の能力による物です。
那須地区は学校=スポーツ少年団の形です。毎年コーチや監督が変わり、チーム方針が統一されていません。チームに所属するにあたり活動方針をよく理解して活動する事が大切です。
野球が好き、でも今のチームに合わないから我慢するか、野球を辞める。なんて声もよく聞きます。
ユナイテッドでは、チーム理念を元に選手の成長を考えていきます。
特に小学生の時期に正しい投げ方、体の使い方を学ぶ事でケガしにくい体を作ります。投げ過ぎによる肘、肩の故障は非常に多いです、正しい投球を学びチーム全員がピッチャーをやれる事が理想です。
選手と保護者がしっかりとチームを選び、ケガをする事なく長く野球を続けてもらいたいと思います。